セントレアにB787(ドリームリフター)が飛来しました。ANAによる飛行テストの為です。(但しこの機体はまだANAに納入前の物です)
B787は主翼、主翼の付け根部分、及び胴体の一部がこの中部地方で作られており、全体の35%位に成るそうです。
 
曇り空の中7時ごろ着陸灯を点けた一機が飛来しました。B787の着陸予定時刻は7:30と聞いていたので位置合わせの為シャッターを切りました。
しかし、よく見ると、翼の形状がいつもの機体より大きくたわんでいる様な気がしました。
 
ANAの塗装と判り、まわりのギャラリーがざわざわし始めました。B787はぱっと見た所外観に大きな違いは無い様に思われます。強いて言えば主翼先端の
形状とコックピットのガラスの形状でしょうか。
 
ここまで近くなると特徴が良く判ります。主翼先端に大きなウイングレットがない(先端が上に向かってキュッと折れ曲がっている所)代わりにツバメの羽の様に
後方へ折れ曲がっています。
 
 
 
 
着陸後27番スポットへ向かいました。そしてその隣28番スポットには・・・
 
何とB747LCFドリームリフターが駐機中でした。B787は羽田を中心にテスト飛行を行いましたがドリームリフターと並ぶのはここセントレアとボーイング製造
拠点米国シアトルしかありません。まさに夢の夢 ドリーム&ドリームでした。
 
場所を移動しました。有料駐車場の一番南側よりの撮影です。
 
臨時無料駐車場も本日早朝から開放されておりました。B787が飛来する前から900台もの車が駐車されていたとの事。後のニュースで聞きましたがこの為
に2000人もの見学者が来たそうです。
 
 
 
無料駐車場横の小高い丘の上から撮影してみました。なお、B787は18:00ごろ羽田に向かい飛び立ち後にシアトルへ帰還するとの事です。また、ドリーム
リフターは21:00ごろシアトルへ向かって離陸しました。
  
今回の撮影で少し気になった事がありました。
1つ目は前輪格納扉の部分に 『002』 とペイントしてあるのがお解かりでしょうか。この機体は2号機なのでしょうか?。ANAとペイントしてある部分に 『787』 と大きくペイントしてある特別塗装の機体を雑誌で見た事があるので納入後の初フライトで1号機をお披露目するのではと想像します。
 
2つ目は納入前のため機体記号が無いと思われます。そこで機体記号ペイント
部分には 『N787EX』 とペイントされておりましたが、NはNew 787 Extra
又は ExcellenceのEXでしょうか。
通常機体名がペイントしてある部分には 『DREAM LINER』 としてありました。
 
本日のおまけ
駐機中の飛行機をふと見降ろすと・・・
 
今回はANAの応援メッセージ 『心をひとつに、がんばろうニッポン』