2011年8月13日AM0:00〜1:00までと翌14日AM0:00〜2:00までの計3時間ペルセウス流星群を観測しました。共に満月に近い月が一晩中照らして
いたので条件は良くありませんでしたし、13日は1:00頃より雲が広がり観測不能になりました。14日も薄雲が全体に広がり肉眼では目標星座のカシオペヤ
すら探すのが難しかったでした。
ニュース等では1時間に30個位は観測が可能と言っておりましたが、名古屋市内での観測は月明かり以外にも街の明かりや空気の澄み具合等悪条件が多く
13日は4個、14日は6個の観測結果でした。
 
ISS(国際宇宙ステーション)の撮影は見える時間や方向が解っているので比較的簡単ですが、流星は放射点(流れ出す原点)のみ解っていますが時間や実際
に流れる位置は全く解りません。それに加えて撮影方法も全くの無知なのでカンで勝負でした。
写真撮影の成果は2枚の成功でした。(写っているだけで成功と言えるかどうか解りませんが) 残りの8個はファインダー外やシャッターを開いていないときに
流れて行きました。
(肉眼ではハッキリ確認出来たのですが写真を見ると確認しづらいので、流星を解りやすくする為にアノ手コノ手で写真を加工しております。)
 
ではまず名古屋市内での夜空をどうぞ。
ペルセウス流星群の放射点はカシオペヤ(写真中央上部の縦にW型)の下の辺りです。そこから四方八方に流れ出す予定です。
 
1つ目の成功写真
13日AM0:30ごろ
カシオペヤ下から1番目と2番目の間 右下から左上に流れました。
撮影条件 24mm相当 S=73秒(bulbにて適当に撮影) F=5.6 ISO=100
カシオペヤ付近を拡大してみました。
カシオペヤ下から1番目と2番目をより拡大してみました。
 
2つ目の写真です
14日AM0:50ごろ
右下雲の中の切れ間の部分(この写真では確認できません)
撮影条件 24mm相当 S=73秒(bulb撮影) F=7.1 ISO=100
雲の切れ間を拡大してみると確認できました。画面中央下部の星の少し上の雲の切れ目に沿って左上から右下に流れております。
(画面中央のやや左は雲に出入りした為明るくなったり暗くなったりして流れているように見えますが星です)
  
次回は撮影方法をもっと勉強してから挑みたいです。