2010年7月25日 航空自衛隊百里基地祭が開催されました。F-15J/DJ 、F−4EJ改 、RF−4E他かなりマニアックな機種が揃っております。
入場ゲートを入り、通路を進み格納庫を通り抜けヤードに出た途端目に飛び込んで来たのが下の写真。離陸準備中の尾白鷲の大群でした。これが
見えただけでも百里に来た甲斐がありました。冷静になってヤードを見渡すと、尾白鷲F−4EJ改の前方にはウッドペッカーRF−4Eの大群が、後方
には梅マークのF−15J/DJの大群がエンジンスタートして出番を待っていました。
 
8:30頃 オープニングフライト開始 F−4E改他が飛びました
 
9:00頃 航過飛行開始 
 
9:40頃 F−15J/DJによる機動飛行開始
 
11:00頃 デモスクランブル出動により空対地射爆撃開始 
スクランブル出動命令が発令されて5分後には離陸しました。今回使用した機体は無頼新撰組カラーのF−4EJ改でした。
 
11:20頃 再びF−15Jによる機動飛行開始
 
13:00頃 RF−4Eによる戦術偵察開始
 
13:30頃よりブルーインパルスによる曲技飛行が開始される予定でしたがなかなか始まりませんでした。その間に救難捜索機U-125AとUH-60Jが救難要請
の為と場内アナウンス後離陸して行きました。後にニュースで知りましたが、奥秩父で防災ヘリコプターが墜落した為の救難活動であり、百里基地内ではブルー
インパルスを飛ばす何処ろでは無かったのではないでしょうか。
 
14:00頃ブルーインパルス待機場の方からエンジン音が聞こえ、ブルーの機体が滑走路の方へ移動し始めました。しかし遠くから見ていた私の目には6号機
の垂直尾翼だけが待機場に残されたままに成っているのが写りました。
 
滑走路からエンジン音が近づいて来た為ファインダーを構えると 「あれ?」 5号機のローアングル・キューバン・テイクオフでした。通常は4機揃ってのダイヤ
モンド・テイクオフ・ダーティーターンで始まるはずが・・・・
 
このパターンは雨天中止の時  まさか・・・
 
しかしその後間もなくダイヤモンド・テイクオフ・ダーティーターンで4機の演技が始まりました
 
その後もう1機飛び立ち6機全て離陸    ん? 6号機は今でも待機場に止まっているのだが
 
6機での編隊飛行
 
最後尾の垂直尾翼を見ると 番号なしの予備機使用でした
 
派手な曲技飛行は全てキャンセル 通過飛行のみでした
 
場内アナウンスでは6号機と呼んでいました
 
奥秩父での墜落事故、6号機のトラブル等で曲技飛行がキャンセルと成ってしまったのは残念でした。
でも予備機を使用しての編隊飛行はレアな存在だと思います。