2012年10月8日 自衛隊観艦式の事前公開乗艦チケットが入手出来たので(知人が当選)行ってきました。観艦式は陸海空が持ち回りで毎年行い海上自
衛隊としては平成21年以来3年ぶりとなります。
今回の乗艦は艦番号177「あたご」でした。 海上自衛隊が建造した5番目のイージスシステム搭載艦であり、あたご型の1番艦として、平成19年3月に就役
した護衛艦です。
 
 
乗艦場所は横須賀吉倉桟橋からです。
 
本日お世話になる「あたご」です 乗艦手続きを行いました
 
乗艦後 本日の撮影場所を確保し出港まで艦内を見学しました
最初は操舵室です 操舵室サイドのデッキより見上げたレーダー軍
 
左隣りの艦番号115護衛艦「あきづき」 右隣り艦番号105護衛艦「いなづま」と特大護衛艦「いせ」
 
甲板下部に移動 機関室です 総てが電子制御 機関室側面の防火用パネル
 
9:00出港 東京湾より浦賀水道を抜け相模湾へと移動します
 
各港から出航してきた戦艦 (吉倉桟橋以外では横須賀2箇所 横浜3箇所 木更津1箇所より出港)
 
 
 
11:00 観閲官(野田内閣総理大臣)がヘリコプターによって観閲艦「くらま」に乗艦 (本日は事前公開の為野田総理は乗艦しません)
 
12:00観閲開始
受閲艦艇部隊 
見られる艦(受艦)の船員が艦上で等間隔に整列して頂き、見る側の艦(観閲)に対して最高のおもてなしをして頂きました 
旗艦 艦番号115護衛艦「あきづき」
 
第1群 艦番号171護衛艦「はたかぜ」 他1艦
 
第2群 艦番号110護衛艦「たかなみ」 他2艦
 
第3群 艦番号182護衛艦「いせ」 
 
第3群 艦番号128護衛艦「はるゆき」 他2艦
 
第4群 艦番号504潜水艦「けんりゅう」 他2艦
 
第5群 艦番号464掃海母艦「ぶんご」 他5艦
 
第6群 艦番号4003輸送艦「くにさき」 
 
第6群 LCAC(エアクッション艇) 他3艦
 
第7群 艦番号158護衛艦「うみぎり」 
(他に海上保安庁より巡視艇「やしま」が参加予定でしたが、尖閣諸島他重要任務に就き今年は参加見送り)
  
祝賀航行部隊
オーストラリア「SYDNEY」  シンガポール「PERSISTENCE」  アメリカ「SHILOH」 3艦参加ですが本日は事前公開の為未参加
 
受閲航空部隊
第1群 中3機 SH−60J  外2機 UH−60J
 
第3群 MH−53E
 
第5群 TC−90
 
第8群 P−3C
 
第10群 F−2(空自)
 
第10群 F−15(空自)
 
受閲部隊が終了し各艦180度方向転換
当艦の列後方に位置していた艦番号115護衛艦「あきづき」 2012年3月14日竣工の最新5000トン型イージスシステム搭載護衛艦
 
 
 
富士山をバックに前進する「あきづき」
 
訓練展示艦艇部隊
祝砲発射  5インチ単装速射砲にて祝砲を放つ「はたかぜ」
 
戦術運動  護衛艦数隻が一斉に方向を変える運動
 
潜水艦の浮上
 
ヘリコプター発艦
 
 
洋上給油  艦番号425補給船「ましゅう」より給油をうける「はるゆき」
 
高速航走  LCAC(エアクッション艇)が35kt(時速約65km)で高速航走
 
ミサイル艇高速航行・IRデコイ発射  35kt(時速約65km)で高速航行し対赤外線誘導ミサイル防護等のために使用するIRデコイを発射
  
 
P−3C対潜爆弾投下  高度200ft(約60m)から海面に投下
 
 
P−3C IRフレアー発射
 
US−2離着水  本日は着水・離陸は行われず、超低速(時速約100km)で低空飛行のみ
 
水面からの飛沫に虹が出ました
 
以上で観艦式終了 各艦出港地へ向けて帰還となります
 
帰路の途中珍しい光景を見る事が出来ました  輸送艦「くにさき」の後部ハッチが開き、格納庫に帰還するLCAC艇
 
14:00 観閲官「くらま」より退艦
 
 帰路の途中 操舵室にお邪魔しました
真ん中の赤い帯の双眼鏡を覗いている方が艦長さんです 操舵は若い方が15分ぐらいの交代で行っておりました
 
面舵(右旋回)10度 浦賀水道に入り横須賀港めざし航行中
 
自衛隊横須賀港隣接の米海軍基地に停泊中の巡洋艦「SHILOH」 この艦は観艦式本番に参加する艦です 満艦装装飾